2023-04

カルチャー

「ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法」が与えてくれるもの。

ドナルドフェーゲンのアルバム「Night Fly」は、スティーリーダンファンだけでなく、ロックファンにも広く知られてファンも多いアルバムだと思います。スティーリーダンの活動休止から、よりドナルドフェイゲンの世界観が表現された素晴らしい内容で...
ミュージシャン

スライドギターだけではない、オールマンブラザーズバンドの魅力。

ロック史におけるスライド奏法(ボトルネック奏法)の代表といえばデュアンオールマンではないかと思います。名盤「At Fillmore East」で聴かれるスライドは、分かりやすくパワフルでクリア、洗練されたスタイルで、黒人ブルースの泥臭いもの...
機材・装置

マルチトラックを使った多重録音の面白さ。

マルチトラックレコーディングと言う言葉は、楽器を演奏しなくても、音楽ファンなら聴いたことがある言葉ではないでしょうか。多重録音をするための手法のことです。要は、各楽器や歌などのパートをそれぞれ別のレコーディングトラックに録音し、後で音量やそ...
ミュージシャン

70年代のヒットメーカー、カーペンターズの魅力。

1970年代に活躍したカーペンターズは、昭和世代には青春の歌です。とにかくヒット曲がバンバン生まれたので、「ヒット曲を歌うアメリカの兄妹の歌手」という印象が強いと思います。しかし、一般的にはあまり意識されないかも知れませんが、演奏技術、作曲...
ミュージシャン

レジェンドは若くして老練する。「801 Live」サイモンフィリップスの衝撃。

今さら紹介するまでもない、世界のトップドラマーの1人ですね。ロックドラマーのイメージですが、元々ジャズ畑だったそうで、トニーウイリアムスがアイドルだとか。フュージョン的なスタイルのソロアルバムでは、「トニーウイリアムスに捧ぐ」とサブタイトル...
ミュージシャン

マーククレイニーというドラマーを知っていますか?

マーククレイニー(Mark Craney)というドラマーの名前を知らなくても、ジノバネリの「Brother To Brother」(1978年)のドラムというと知っているという人は多いのではないでしょうか。ジノバネリは、いわゆるフュージョン...
ミュージシャン

キャロルキング

キャロルキングという名前は有名ですが、どんな人なのかというのはあまり知られていないかも知れません。この人は、実はデビューは1958年と非常に古く、16歳の頃から作曲者としてヒットメーカーだったのです。その後、自分でつくって自分で歌うという、...