ボブマーリィのレゲェという音楽。

カルチャー
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エリッククラプトンのページで「I Shot The Sheriff」のことを書いていて、リズムをポップに変えてあると書いているので、その元のご紹介。元のボブマーリィのは、ちゃんとレゲのリズムになっています。

このレゲェという音楽、今では当たり前になっていますが、クラプトンの「I Shot The Sheriff」がヒットしたことで一般的に認知されていきました。ボブマーリィが有名になって、ジミークリフなどが後に続き、続々とレゲスターが登場してきました。ボーブマーリィの「I Shot The Sheriff」はクラプトンのより、もっと弾んでいるというか、独特のグルーブ感になっているのが分かります。

西洋音楽と比較して簡単に言えば、1拍目のアクセントがなく(バスドラがない)、3拍目にある(バスドラが入る)という感じです。だから、1拍目に「あれ?」って感じの抜けが生まれて独特のノリになるわけです。また、4拍もアフタービートです。
文字でかくと、ウンチャ、チャ、ドン、チャ、チャみたいな感じでしょうか。とにかく一拍目が抜ける快感というか、面白いリズムを作るもんですね。これ伝統的なモノかと思っていたら、このスタイルはボブマーリイが始めたのだそうですね。このグルーブ感の良く分かるのが、ライブの「Trenchtown Rock」です。

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ちなみに、ジェフベックのBlow By Blowに収録されているビートルズの「She’s A Woman」もリズムがレゲェアレンジされています。Blow By Blowのドラマー、リチャードベイリーの話によると、トリニダード出身のリチャードは、無名の頃のボブマーリィとプレイしていたことがあるそうで、Blow By Blowのセッションで自然に出てきたということだそうです。ジェフベックは、他にも2曲レゲェの曲をやっていて、アルバム「Guitar Shop」の中のBehind The Veil、スタンリークラークの「I Wana Play For You」の中にJamaican Boyという曲があり、ドラムがなんと意外なところでSteve Gadd。なんかジェフベックとの組み合わせはちょっと違和感ありますけどね(笑)たまたま、近くに居たんでしょうか。

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