外観を変えず、ストラトで簡単にテレの音。

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テレのセンターポジションの音が欲しい。

テレキャスターのセンターポジション、つまりフロントとリアマイクをミックスした音(レスポールの逸れも含めて)のファンは多いようで、テレキャスターの記事でも書きましたが、この音欲しさにテレを使うという人も少なくありません。
要は、フロントマイクとリアマイクのミックス音なワケですがノーマルなストラトでは出ません。
でも、ストラトでもその音が欲しいなあと思うことがあります。ストラトのセンターは、センターマイクなので、テレのセンターとは音のキャラクターが違います。それぞれのマイクにトグルスイッチを付けたモデル(ジェフベックも1978年頃使っていました)なら、スイッチのポジションで可能ですが、あのスイッチは面倒くさいです。トグルスイッチを1つ追加してリアかフロントに足すという方法もありますが、外観が変わるのでそれは嫌だなと。

配線を1箇所入れ替えるだけでテレの音に。

ところが、ストラトキャスターの配線を1ヶ所変えるだけで、テレキャスターのあの音が得られるのですがあまり知られていません。
簡単に言えば、セレクトスイッチのリアマイクと真ん中のマイクの線をつけ替えるだけです。

つまり、セレクトスイッチの真ん中がリアマイクになり、右が真ん中のマイクになります。つまり、スイッチを左と真ん中の中間に止めるとフロントとリアのミックス音が出るというワケです。
ただし、これはスイッチだけでなく、頭の中も切り替えないといけません(笑)ついつい間違えてしまいます。また、センター+フロントの音は出なくなりますので、その音が欲しい方は注意が必要です。

もうひとつ注意しなければならないのは、元々フロントと真ん中に利いていたトーンコントロールが、今度はリアに利き、真ん中のマイクにはトーンが利かなくなることです。その方が都合が良いという人もいると思いますが。

下図は回線の概念を示しています。ギターによってスイッチの形状が異なるためです。ノーマルなストラトのセレクトスイッチのマイクから来る線を入れ替えるだけです。めちゃくちゃ簡単です。ただし、先にも書いたとおりの頭の切替が必要です。

そして、さらにテレにあるようなローカットの効果を得る改造が、下の図です。
トーン1:ハイカット、トーン2:ローカット(テレキャスのようにボリュームを絞るとローカットになる)にするという方法があります。フロント+リアに加えてローカットもできるので益々テレキャス的な音になります。また、すべてのマイクに共通でトーンが効くのも使いやすいです。

ローカットのコントロールは、マスターボリュームからトーン2へつなぎコンデンサを噛ませてアウトプットを出す回路でもできます(ネットに上がっている)が、ここに上げた回路の理屈は、マスターボリュームにコンデンサを噛ませるテレの回路をトーン2に引っぱってきて、可変抵抗を使ってコンデンサをオンオフするという考え方です。
ちなみに、ローカット用のコンデンサは0.01μを使っています。0.022とか0.047とか効果を試して決めると良いのではないでしょうか。ポットの値はマイクによって異なると思います。

この改造はコンデンサさえあればすぐにできます。また、スイッチを追加したり新たな穴を空けたりして外観が変わることもありません。
私は持っているストラトの1本をこの改造にしていますが、音色が非常に多彩になります。歌モノのバッキングをするときなど、ローカットをすると音が立って良い時があります。また、リアマイクでローカットにするといい感じのテレ風の音になります。ご興味ある方はお試しあれ。

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