カナレケーブルのすすめ。

機材・装置
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エレキギターのシールドケーブル。安いものから、高額なものまで本当にたくさんあります。高いものは、やはりそれなりに違うのか?とか、悩みは尽きないです。安いケーブルを使っていると、高いのを使えばもっと良い音がするのかなぁなんて思ったり。しかしこれも人によって意見が違うようで、大して変わらないという人から激変するという人までいろいろ。

変わらない派の考え方。

私は「あまり変わらない派」です。3mで2万円以上するケーブルを借りて使ったことがありますが、「そういえばちょっと違うかな?」というほとんど気持ちレベルでした(笑)これは、私の耳が変わっている帯域を拾いにくい周波数特性なのかも知れません(そういうことがあるかどうかは分かりませんが)。高額なケーブルは数値的には大きな差があるのでしょうが、実際の耳にはあまり差がなかったりします。これも人によって違うのかな。
また、よく「ハイ落ちする」と言われますが、ハイが出ている音が必ずし「良い音」とは限りませんしね。全域が出ているというのは、絞るにしても選択肢が多いと言うことになるので悪いとは思いませんが、目指す音色を勘案するとムダである可能性もあります。
そもそも、こういう機材の品質の話になると思うのですが、今よりもっと品質の悪い時期のミュージシャンの演奏が音が悪くてだめなのかというと、全然そんなことはないと思うので、ある程度の品質があればまったく問題ないと言って良いのではないでしょうか。
そこに注力するより、演奏技術や感性を磨く方が、絶対に良い音になると思います。

ジーというノイズを拾いがち。

粗悪ケーブルには注意!

ただ、極端に安いケーブルやおまけに付いているようなケーブルは、ジーというノイズが多かったり、プラグが破損しやすかったり断線しやすかったりします。エレキギターはノイズを拾いやすい環境にありますからね。70年代に流行ったカールコード(スプリングのようにくるくる輪になっているやつ)なんて、ノイズを拾いに行っているようなものじゃなかったのでしょうか(笑)見た目にはカッコ良いですが。

高品質、頑丈、安いの3拍子。

いろいろな人にも意見を聞いたりして、結果的に一番良いと思うのは、「カナレ」です(もちろん他にも良いのがあるのでしょうが)。カナレは、業務用としても有名なケーブルメーカーで一般向け製品もあります。
友人のTV番組制作のプロに聞いてもカナレの品質は確かで、制作の現場でたくさん使われていると言っていました。その友人もギターを弾きますが、すべてカナレケーブルだと言っていました。業務用に提供しているくらいなので品質は保証付きです。そして良いのが、ここのケーブルは安い。廉価クラスのケーブルと同じくらい安いです。

それくらい安いのですが、比較すると明らかにノイズが少ない。そして頑丈。ライブや練習で何度も踏みつけたり引っ張られたりしたことがありますが、破損や断線を経験したことがありません。

いろいろな長さや形状の違うプラグのものが販売されていますが、私はケーブルとプラグを別々に買って、必要な長さのものを自作しています。ケーブルで悩んでおられる方は、一度使ってみることをおすすめします。

アマゾンでカナレを探す。

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